HatsugenToday

東谷暁による「事件」に対する解釈論

イラン戦争が長引くなかで破綻する日本のエネルギー政策;助けるのはロシア?オーストラリア?それとも原発?

トランプ大統領が何かを言っても、それを信じる人間は世界にどれくらい残っているだろうか。ホルムズ海峡を開けさせると吠えたところで、相手のイランに対してアメリカ軍が攻撃を続けるだけでなく、イスラエルのネタニヤフ首相が自らの地位保全のためにヒズ…

トランプはイラン戦争が間違いだったと謝罪せよ!;スティーヴン・ウォルト教授が勧める「失敗の是認」

トランプ大統領がネタニヤフ首相と始めたイラン戦争は、いよいよ失敗であったことが明らかになりつつある。いまやトランプはイラン戦争をめぐって窮地に陥っているといっても過言ではない。その理由は以下に述べるが、では、トランプ大統領はどうすればよい…

ワンパターンの嘘つきディールが限界にきたトランプ;交渉を続けながら攻撃をやめないアメリカの赤恥

いよいよトランプの残忍なディール外交も終わりに近づいているのではないか。あれほどイランとの交渉は妥結に近づいていると世界に向けて発信しておきながら、またしてもその舌の根も乾かぬうちにイランのミサイル基地を攻撃してしまった。彼のいう「ディー…

またしてもホワイトハウス近辺で銃撃戦;トランプは自分の重要性が証明されたと満足か?

またホワイトハウス周辺で銃撃戦があって、21歳の男がシークレットサービスによって射殺された。ナシール・ベストという名のこの人物は、昨年7月にもホワイトハウスにやってきて「わたしはキリストだ。捕まえてくれ」と言ったという。精神的な障害も疑わ…

米中サミットは習近平がリードしている;スティーヴン・ウォルト教授が警告する「アメリカの自殺」

米中サミットは明らかに習近平によってリードされており、トランプは彼の信頼度の低い言葉の繰り返し以外、世界のリーダーらしいところが見られない。それもそのはず、トランプは第二期目に入ってからというもの、ひたすらアメリカの信用とパワーを低下させ…

アメリカはなぜ敵国の改造に執着するのか;第二次世界大戦の「成功体験」が停戦の障害になっている

アメリカはなぜ常にどんなときでも、戦争の相手を徹底的に叩きのめし、そこに新しい民主主義国を建設しようとするのだろうか。いまの中東においても、いくつもの失敗をものともせずに、イランを民主化すると宣言している。ここには誤った「成功体験」の悪影…

米国のソフト・パワーが死んだ;スティーヴン・ウォルト教授のトランプ「ハード・パワー依存」批判

アメリカ発の政治・経済の概念に「ソフト・パワー」がある。直接な軍事力を行使することをひかえて、その国が持っている魅力によって世界をリードしようというのが、もともとのこの言葉の起源といってよい。しかし、現在のトランプ大統領の国際政治において…