2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧
イランの核科学者モフセン・ファクリザデの暗殺は、遠隔操作の武器によって行われたとの説が出てきた。イラン革命防衛隊に近いといわれる「ファルス通信」の発表によるが、暗殺現場に散乱する自動車の破片の写真などを見ると、かなり説得力のあるものと思わ…
11月27日、イランの首都テヘラン近郊アブサードで、イランの核兵器開発のトップと目されるモフセン・ファクリザデが、何者かに殺害される事件が起こった。イランの国防相によれば「武装テロリスト」たちの仕業であり、イラン外務相のモハマッド・ジャバ…
コロナワクチンのレースで先頭を切っていたはずのアストラゼネカとオクスフォード大学のワクチンが、90%と発表した有効性に疑問符が付いた。ファイザーとモデルナの有効性が95%であるのに加えて、さらに厳しい試練に直面している。しかし、これは単に…
スウェーデンの国家免疫学者アンジェス・テグネルが、今週の火曜日(11月24日)同国の「集団免疫」は新型コロナ感染をおさえていないと認めたというニュースが流れた。まず、『ザ・プリント』電子版、次に『フォーチュン』電子版が同内容の記事を掲載し…
新型コロナウイルスの感染が広がって、パンデミックとなってからも、マスコミによって報道される情報がどこまで正しいのか、どこまで根拠のある話なのかを判断しようとすると、基本的な知識がないことに気がつかざるを得なかった。それは当然のことで、実際…
「コロナ・ワクチンが出来るのを待つのは、やってくるバスを待っているのとちょっと似ている」と英経済誌ジ・エコノミスト11月17日号は書いているが、バス停はいまも惨憺たる荒野のなかにあるといってよい。英国では同日に死亡率が一気に40%も上昇し…
普通の判断力をもっていて、さまざまな報道を目にしていれば、いまスウェーデンのコロナ対策がうまくいっているなどという人はいないだろう。ましてや、報道機関に属していて、世界の情報も広く取り入れて判断している記者たちが、いまも今年8月ころの事態…
ファイザーとビオンテックによるコロナワクチンが、第3相臨床試験において有効性90%を示したというニュースは、世界を駆け巡って多くの人が「コロナ禍からの脱出が可能になった」と明るい気持ちになった。なかでも株式市場は急騰して、経済においても大…
いまもトランプ大統領は、いわゆる「敗北宣言」をしていないが、すでにアメリカ国内だけでなく、世界の首脳たちもバイデンを次期大統領として、祝辞を送り始めている。いかに奇策を弄しようとも、トランプの再選を信じるのは、アメリカ国内の狂信的な支持者…