HatsugenToday

東谷暁による「事件」に対する解釈論

2026-04-01から1ヶ月間の記事一覧

イラン戦争を何時やめるかはイランが決める;世界の勢力構造のなかで追い詰められたトランプ

アメリカはいまもイラン問題を素早く解決できるという幻想に翻弄されている。ヘグセス国防長官は数日前もイランの石油産業を壊滅させると険しい顔で脅していた。しかし、イランはアラグチ外相がプーチン大統領と会談を行うなど、周りを固めるような動きを見…

トランプの関税戦争に立ち向かった中小企業;シュラウベンヴェルク社の経営環境と特殊技術

あい変わらずハイテク株が急進を続け、AIブームはバブルではないとの説に根拠を与えているように見える。そのいっぽうでトランプ大統領が繰り広げた関税戦争によって、アメリカへの輸出に多くを頼っていた企業が苦しい経営を強いられている。しかし、そう…

トランプが出席した特派員協会の夕食会で銃撃!;シークレットサービスが負傷したが大統領は直後SNSに投稿

トランプ大統領がホワイトハウス特派員協会の夕食会から退避する事件が起こったことはすでに世界中で報じられている。「目撃者によると、銃声が聞こえて武装警備員が夕食会の部屋に雪崩込み、多くの人がテーブルの下に身を隠したという。(ホワイトハウスに…

世界的な株高の背後にある真実;証券市場はいまや行き詰まってしまった

アメリカの株価も日本の株価も、バブル崩壊は間近といわれながら、いまも上昇傾向を続けている。この株高はバブルで崩壊間近だといわれても、いま株式市場はその兆候を明瞭に見せていないのだから、崩壊直前を主張する根拠が乏しい。しかし、やはりいまの株…

イラン戦争の再停戦は「霧の中」だ;交渉以前の条件提示ですでに挫折している

イラン停戦の期限である4月21日が迫るなか、再協議が始まるのかも分からない。そもそもこの「停戦」ですら正確にいって守られているとはいえない。「現状では、戦争は交渉によって解決されるより、エスカレートに向かう可能性のほうが高い」と述べている…

トランプの「ならず者国家」と付き合う方法;スティーヴン・ウォルト教授の「被害を最小にする外交」

すでに分かっていたことだが、イランとの停戦協議が挫折すると、トランプ大統領は攻撃を部分的に再開するとか、ホルムズ海峡をアメリカ海軍が封鎖するとか、単なる嫌がらせか当て付けでしかないような報復を始めようとしている。いまさら理想主義によって建…

モジタバ師は意識不明で指導していない;いまごろメモをスクープしたタイムズの見識

イランの最高指導者モジタバ・ハメネイは意識不明の状態にあり、政務を担うことはまったく不可能だと英国紙ザ・タイムズが報じた。ニュースは世界中に流れたが意外に衝撃は少なく、すでにこれまでの報道で十分予想できたためと思われる。このニュースはアメ…

トランプの演説は「空虚」につきる;イラン戦争はまだ続く可能性が高い

トランプ大統領の演説は、注目していた世界の人々に安堵をもたらすものではなかった。戦争は終るのか終わらないか分からない。ホルムズ海峡は解放されるのかどうかも分からない(これはダメだろうという予想が多い)。そして、2~3週間後にアメリカ軍が本…