ワグネル
反乱の直後は、ロシアを救う英雄のように称賛されたプリゴジンは、いまや行方知れずとなった。私邸に捜査の手がおよび、変装写真や膨大な資産が暴露されつつある。なかでも彼が支配していたソーシャル・メディアの規模は予想よりもかなり大きく、あれほどロ…
ロシアの傭兵隊長プリゴジンの反乱は、軍事組織内の対立を白日の下にさらしただけではなかった。ほかでもない、プーチン大統領による内政の手法のほころびも暴露してしまった。プーチンが直面しているのは、ウクライナによる反転攻勢の激化だけではなく、国…
ロシアの傭兵隊ワグネルの反乱は、創始者プリゴジンのベラルーシによる受け入れ、反乱軍への罪は問わない、反乱に参加しなかった隊員は正規軍に繰り入れるとの、一見、ずいぶんと寛容な線で落着しているように見える。しかし、プリゴジンがなぜここまで抵抗…
やれやれまたかというのが、ロシア国防相たちの思いだろう。ロシア民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジンは、激戦地バフムトで再び攻撃を開始したらしい。5月10日にはバフムトから撤退すると言っていたのに、ショイグ国防相が「必要な武器弾薬を送る」…
欧米の複数のメディアが、ウクライナの戦略的都市バフムトの東部を、ロシアの軍事民間会社が占拠したのではないかと報じている。ウクライナ政府はこの声明を否定しており、まだバフムトはウクライナがコントロールしていると述べているという。 写真はウォー…
ウクライナ東部の要衝バフムトをめぐって、情報が錯綜している。ゼレンスキー大統領は徹底抗戦だと主張しているが、NATOのストルテンベルグ事務総長は2~3日で陥落するとの警告を発した。そのいっぽうで、アメリカの情報機関がロシアはいま動けなくな…
ウクライナ東部の戦場バフムトから、ウクライナ軍が撤退する瀬戸際にあるとの報道が繰り返されている。まだ、ゼレンスキー大統領は撤退の命令をくだしていないようだが、西側以外の3方向からロシア軍が迫っており、いまや最後の西側の道路も遮断されようと…
ロシアの民間軍事会社ワグネルからの離脱者たちが、ノルウェーへの亡命を希望した事件があった。これでワグネルの戦争犯罪が赤裸々に明かされると指摘されるいっぽう、この亡命希望者たちには同種の犯罪歴がないのかが問われている。民間軍事会社という言い…