HatsugenToday

東谷暁による「事件」に対する解釈論

FRB

米国のインフレ率が7%に!;これまでの金融政策をざっと振り返ってみよう

アメリカの昨年12月消費者物価指数が、予想されていたとはいえ、年率7%に達して世界は衝撃を受けている。コアCPIも5.4%となり、経済メディアは1982年以来の高さだというので、当時のポール・ボルカーFRB議長のインフレ抑制策を回想してい…

FRBが緩和政策を転換した!;まずは証券買上げを縮小、次は利上げか

アメリカ連邦準備理事会(FRB)は、11月3日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、量的緩和縮小(テーパリング)を今月から開始すると決定した。当面は財務省証券と住宅ローン担保証券(MBS)の購入月額を減らしていくが、「いまは利上げのときでは…