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東谷暁による「事件」に対する解釈論

デルタ株は克服できるか?;英国の最新調査から考えてみる

新型コロナウイルスについての最大の話題はいまやデルタ株となっている。いうまでもなく、これまで作られてきたワクチンが、効かないのではないかとの憂慮が生まれているからだ。報じられるデータもまちまちで、デルタ株の有効性は16%まで落ちたという報…

危機の中国は何を打ち出すのか;恒大集団の破綻後にやってくるもの

中国恒大集団の経営危機は、これからの中国経済を占う事件として、いま世界が注目しされた。その後も同本社前では、理財商品の弁償条件をめぐって抗議のデモが繰り返され、株式や債券の下落が続いている。当然のことながら、この事態は中国恒大にとどまらな…

いま中国経済に起こっていること;恒大集団の破綻はバブル崩壊の引き金だ

この数日間、いよいよ来るべきものが来たと思わせる出来事が連続して起こっている。ほかでもない、中国恒大集団の経営危機である。9月13日には投資家たちが100人ほど、恒大集団の本社に押しかけて、理財商品(資産運用商品)のデフォルトについて抗議…

中国がmRNA型のコロナワクチンを開発中!;世界のワクチン市場と戦略構造が大きく変わる

中国は、いまやっきになって、メッセンジャーRNA型のコロナワクチン開発を推進している。もちろん、実際にやっているのは国内の製薬会社だが、いよいよ最大の国営企業シノファームが本腰を入れているというので、海外マスコミがつぎつぎと取り上げている…

菅首相の退陣はただのオウンゴール;安倍前首相に続いてコロナからの敵前逃亡だ

菅首相が自民党の総裁選に出ないと表明して、一気に政局は混沌へと向かっている。これは、安倍首相とならんで新型コロナへの対応ミスによって追い込まれて、事実上の敵前逃亡をしたということだろう。菅首相が直面していたコロナ問題は、他の国の首脳に比べ…

アフガニスタン撤退の失敗;ほんとうの原因はどこにあったのか

アフガニスタンからの撤退で、バイデン大統領が失敗をしたことは明らかだ。では、何が失敗だったのか、そして、その背景にあったのは何か。いま同時進行で起こっている現実と、失敗について論じられた分析から、これからの中東と世界について、ほんの少しだ…

中国のデルタ株対策が熾烈をきわめている;自国のワクチンが信用できない苦しさか

中国の新型コロナ対策は、武漢以来、徹底的に封じ込めるのがその中心的手法である。だから、デルタ株に対しても、すこしでも感染拡大の兆候が見られれば、徹底的に封じ込めようとするのは当然かもしれない。しかし、その激しさを細かに見ていると、どうも、…