2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧
イスラエル軍はガザ市に達した。いまやハマスと直接戦闘を続けていると報じられている。すでに予想されていたように、これから「厳しく長い」戦いが続く。その結果が出るのは先のことだが、まちがいなく膨大な数の犠牲者が生まれ、世界からの人道的な観点か…
ガザ地区への「次の作戦」に踏み切ったイスラエルのナタニヤフ首相は、奇妙なことにこの微妙な時期に、ハマス急襲の責任を軍部に押し付ける投稿をして閣内孤立の危機に陥っている。ただでさえ、国際世論がガザ地区への地上戦における非人道性に集まっている…
バイデン大統領と習近平首席との会談が、今年11月に開かれる可能性が出てきた。もちろん、会えばいいというものではない。いま世界は多くの問題で満ちている。それぞれの国においても、この二大巨頭もそれぞれの問題を抱えている。王毅外相がワシントンを…
バイデン米大統領の対イスラエル「抱きしめ」戦略は、完全に裏目に出たといってよい。まずはハグして同情を示し、それから過度な報復を抑制するというシナリオだったが、イスラエルは暴走といってよい「過度な報復」に傾斜してしまった。欧米のマスコミもイ…
バイデン米大統領の対イスラエル「抱きしめ」戦略は、完全に裏目に出たといってよい。まずはハグして同情を示し、それから過度な報復を抑制するというシナリオだったが、イスラエルの暴走といってよい「過度な報復」に傾斜してしまった。欧米のマスコミもイ…
なぜイスラエルはガザ地区への地上戦を開始しないのだろうか。地上戦の準備はほぼ整えたと言っているのだから、これまでの経緯からすれば先制したほうが有利なのではないのか。いま指摘されているのは、実は地上戦というのは、ウクライナでも明らかなように…
バイデン大統領がイスラエルに出発する、まさにその直前にガザ地区の病院に起こった爆発で数百人が殺害された。失われたのは彼らの命だけでなく、バイデンが描いていたハマス・イスラエル紛争の鎮静化の絵図だった。そしてまた、彼が「大いなるチャンス」と…
バイデン米大統領が10月18日にイスラエルを訪れることが発表された。ブリンケン国務長官がイスラエルに入っており、CBSの同月15日に放送されたインタビューで、バイデンのハマス対イスラエルについての考えを、すでに米国民に語っている。周到な準…
イスラエルが地上戦によりハマスを掃討すると表明している。しかし、それでは一般市民の犠牲も大きくなる。そこでバイデン米大統領がガザ占領は大きな過ちと発言したことが注目されている。もちろん、バイデンはハマス掃討を支持しているが、ガザ占領によっ…
先進国のほとんどがハマスを激しく非難して、イスラエルを支持すると表明している。たしかにハマスは市民を殺害し混乱をもたらしているが、では、彼らに何の理由もないのだろうか。これまでのハマスとイスラエルの抗争を、おさらいしてくれるメディアもある…
圧倒的な軍備と情報力を誇るイスラエルが、なぜハマスの急襲を阻止できなかったのか。そして、イスラエルのネタニヤフ首相による反撃は、これからどのように展開するのか。さらには、ウクライナやアフリカでの戦争が続いているなかで、この中東の「戦争」は…
アメリカでは共和党の分裂に見られるように、ウクライナへの支援をこれ以上続けるべきか否かの議論が高まっている。その一方では、ウクライナが欲しいだけの武器をあたえるべきだという極論も出てきた。例によって理念的なリベラル派からのものだが、ホーキ…
最近、ロシアでの核兵器についての報道が少なかったが、もちろんプーチンが忘れてしまったわけではない。ソ連時代の核兵器実験場に新しい動きが続いている。全土におよぶ核戦争のさいの避難訓練も行われている。ウクライナでの戦いにおける、重要な駆け引き…