英国のトラス首相は、クワーテング財務相をクビにして、代わりにジェレミー・ハントを任命した。ハントは英保守党の中道派で元外務相だが、「熟練の政治的策士」とも呼ばれている。鳴り物入りで任命したクワーテエングは39日でお払い箱となった。こうした…
クリミア併合の象徴として建設された「プーチン橋」の破壊が、核戦争の切っ掛けとなってしまうのか。世界は固唾を飲んで見守っている。欧米のメディアが報じている情報や推論などから、いったい誰が実行したのか、そして、プーチンが核を使用する可能性があ…
プーチンは間違いなく追いつめられている。しかし、そのことがますます核使用に「正当性」を与えつつあるとの指摘がある。いまやロシアはアメリカおよびNATOをバックに控えたウクライナに母国を蹂躙されている。したがって、プーチンのこれからの決断は…
プーチンはウクライナ東部を一方的に併合したが、戦況が思わしくないことには変わりがない。ますます核兵器を使う可能性が高まっているわけだが、では、核兵器を使用した後、世界はどうなるのだろうか。使われる核兵器は「戦術核」と指摘されているが、それ…
英国の新政権が発表した経済政策がきっかけとなって、ポンドが暴落し、国債の利回りが跳ね上がるという金融危機が生じた。しかし、こうした事態は英国にとどまるものではないとの指摘が相次いでいる。英国の場合、中央銀行が介入して混乱の鎮静化に向かって…
英国のトラス政権が打ち出した経済政策が、すでに発表した時点で混乱を生み出している。ことにクワーテング財務相が発表した大胆な減税案は、喜ばれるどころかポンドが暴落、国債利回り急伸で金融市場に「ノー」を突きつけられただけでなく、IMFが警告を…
ロシアのプーチン大統領が、部分的ながら「動員」を宣言し、同時に核使用を示唆した。部分的動員は効果が少ないとの予測が多いが、核兵器の使用について、アメリカおよび西側諸国の反応はどうだろうか。実は、アメリカおよびその同盟国は、これまでもロシア…