NATO
今年の7月11日から12日、NATOのブリュッセル・サミットが開催される。現在、調整が進行中だが、アメリカはドイツなどとともに、ウクライナのNATO加盟に消極的で、このままでは他の西側諸国との間に亀裂が生まれるのは必至だという。いったい、…
約束したはずのウクライナに対する戦車の供与が進んでいないらしい。このままだと、最初しぶっていたドイツだけが、かろうじて約束を守る事態になりかねない。アメリカの戦車エイブラムスがウクライナの戦場に届くのは、2年後という予想もあるというのだか…
ロシアがウクライナに侵攻してから1年になろうとしている。振り返るべきはウクライナ戦争の泥沼化が、以前より予言されていたことである。ソ連の「封じ込め」を提唱したジョージ・ケナンは、冷戦以後、アメリカがウクライナを支援しようとすれば、それは戦…
ロシアとNATOの核兵器をめぐる駆け引きは続いている。10月17日からはベルギーでNATOによる核戦争の訓練が始まり、ロシアでは10月末ころに核兵器の演習が行われるという。そんなことをすれば、お互いに刺激し合って核攻撃によるエスカレーショ…
プーチンは間違いなく追いつめられている。しかし、そのことがますます核使用に「正当性」を与えつつあるとの指摘がある。いまやロシアはアメリカおよびNATOをバックに控えたウクライナに母国を蹂躙されている。したがって、プーチンのこれからの決断は…
プーチンはウクライナ東部を一方的に併合したが、戦況が思わしくないことには変わりがない。ますます核兵器を使う可能性が高まっているわけだが、では、核兵器を使用した後、世界はどうなるのだろうか。使われる核兵器は「戦術核」と指摘されているが、それ…
ルハンシク州セベロドネツクの半分を回復したと、ウクライナ側が発表したかと思うと、翌日にはロシア側が同州を97%を制圧したと発表する。いったい、どっちが本当なのか分からなくなる。戦争だから両方とも「大本営発表」なのだろうか。ウクライナ東部の…